その1雲のウンチク!登山前に天気を予測しよう!
上層
巻雲(すじ雲)
西の空に現れて空に広がっていくと1~2日後に天気は崩れる可能性があります。
巻積雲(うろこ雲)
この雲が現れて広がると翌日の天気は崩れる可能性があります。
巻層雲(うす雲)
この雲が空を覆うと翌日の天気は崩れる可能性があります。太陽や月が暈をかぶると雨になると言われますが、その時の雲はこの雲です。
中層
高積雲(ひつじ雲)
この雲が空に増え、層状の高層雲が広がると雨が降り出す可能性が高いです。
高層雲(おぼろ雲)
この雲は高さや形により種類が色々ありますが、雲が低く厚くなってくると、雨が降る可能性が高いです。
乱層雲(あま雲・ゆき雲)
この雲は雨を降らす雲です。地上近くまで霧がかかった様になり見通しも悪く、暗くなります。
下層
層積雲(うね雲)
この雲は長いうねになって横に広がり雲の底は暗い曇り雲です。富士山など高い山などの雲海は、この雲であることが多いです。
積雲(わた雲)
この雲は安定した天気の時、青空の低い所に浮かんでいます。
層雲(きり雲)
この雲の下は、約1~2時間と短い時間で、突風や激しい雨、落雷で大荒れになる為、要注意です。
積乱雲(かみなり雲)
この雲は非常に大きく、雲の下では激しい雨や雹(ひょう)・霰(あられ)、突風が吹き、雷も発生します。降水量は乱層雲より格段に多く、短時間で大量の雨(集中豪雨)を降らせます。
その2富士山頂にかかる雲の形で天気予報!
- 【好天】
- はなれ笠、つみ笠(「日和笠」と呼ばれています)
- 【雨】
- 笠雲:ひとつ笠、ひさし笠、まえかけ笠、えんどう笠、れんず笠など(「雨笠」と呼ばれています)
吊し雲:だえん吊し、つばさ吊し(「雨俵」と呼ばれています) - 【強風】
- みだれ笠、とさか笠(「風笠」と呼ばれています)
- 【強雨強風の荒天】
- にがい笠、かいまき笠、はふ笠、おひき笠、すえひろ笠、うず笠(「風雨笠」と呼ばれています)
笠雲
ひとつ笠
にかい笠
はなれ笠
ひさし笠
かいまき笠
はふ笠
われ笠
まえかけ笠
うねり笠
よこすじ笠
おひき笠
みだれ笠
すえひろ笠
うす笠
ふきだし笠
はふ笠
われ笠
まえかけ笠
うねり笠
よこすじ笠
吊し雲
だえん
なみ
つい
はどう
つばさ
まわり
えんどう
はち
かどう
つみ
そうせき
きようせき