歩き方のコツ
歩幅を小さく、ゆっくり、地面に靴底をぺったんこに!
「歩幅を小さく、ゆっくりと」を意識して登ります。
踏み込んだ足に荷重を移し後ろ足を引き上げる。
大股にならず、地面に靴底をぺったんこに接地させ、上体をあまり振れない。
歩幅をできるだけ変えずに、踏み込める足場を探しリズミカルに登る。
前のめりにならず、上体を上へ引き上げるイメージで登る。
岩登りのコツ
良い足場を見つけ、足で立つ。腕はバランス補助に!
基本は足で立つ
足で立つために良い足場を確保する。
良い足場を確保するためになるべく腕を伸ばし上体を起こす。
腕を上手にバランス補助に使いつつ、基本は足で立てば、不必要な腕の筋力の疲労も防ぐことができます。
下り方のコツ
歩幅を狭く、ひざのクッションを使う!
傾斜がゆるく路面の安定した下山路は、カカトから接地させ、じんわりと体重を乗せるのでヒザの負担が少ない。
傾斜が急になり路面がスリップしやすい状況になれば、足裏を同時に設置させるフラットフィッティングを使う。
更に急な傾斜では、両足を平行に斜面に対して直角に足を置く。谷足(下側の足)はフラットフィッティング、山足(上側の足)は靴底の外エッジを効かせる。
ストックの使い方
富士登山の便利グッズのストックは、体重を分散できるので足の負担を抑えられます。難点は、富士山の岩場では、邪魔になってしまうかも・・・。
それでもストックはあるとかなりラクです。その使い方をご紹介します!
ダブル編
基本は普段の歩き方と変わらず、振る手にストックを持っている感覚で、大きく手を振って歩く感覚で、突く位置は前より斜め横を突くと歩きやすいですよ!
シングル編
基本的にバランス補助で両足2本で歩くよりも支点が1つ増えることとなり、富士山の下山道のように長い下り坂が続く場合に負担を軽減してくれます。
但し、あくまでも補助という考え方を忘れないでください。疲れてストックにたより全体重をかけて利用したりすると折れてしまうこともあるのでご注意を!