網走は北緯44度にあり、オホーツク沿岸は海が凍る南限です。極寒のアムール川に登場し、やがて白い大地となって南下する流氷の衝撃的なまでの眩しさを流氷観光砕氷船「おーろら」にのって流氷体験!北海道ならでは冬の醍醐味・氷の世界を存分にお楽しみ下さい!
氷の上に船首を乗り上げ、船の重みで流氷を砕きながら進むクルーズ船。現在は「おーろら」1隻で運航されており、展望デッキからは圧巻の白い海原を一望できます!
1階のサイドデッキからはより近くで流氷を見る事もできるので、リアルな流氷を体感できるはず。厚い氷に対しては、いったん後退してから助走を付けてぶつかるという大技を披露し、乗客を湧かせることも…!さらに運が良ければ、流氷の上にたたずむかわいいアザラシが見られるかもしれません。
1階客室は自由席になっております。またサイドデッキにもつながっていますので、低い位置からの流氷を間近に眺めることができます。
流氷の砕氷を、眼前でご覧頂ける特別客室です。指定席であり、当日空席があれば400円追加で変更可能です。
砕氷の音と衝撃を楽しめる展望デッキ。オホーツク海の海風にあたるので、デッキに立たれるのなら防寒対策を完璧に。
船内には、売店もあり「おーろら」グッズの販売をしております。トイレも男女別のトイレを1・2階それぞれに完備しております。
中国とロシアの国境を流れる極東最大の大河アムール川から、オホーツク海に注ぐ淡水が氷結し、南下するにつれて大きく成長します。1月下旬頃、その白く神秘的な姿をオホーツク沿岸に見せます。肉眼で水平線上に見えた日を「流氷初日」といい、砕氷船「おーろら」の出番を迎えます。
流氷初日 | 流氷終日 | 流氷体験率 | |
2018年 | 1月28日 | 3月31日 | 80% |
2019年 | 1月13日 | 4月14日 | 69% |
2020年 | 2月9日 | 4月3日 | 76% |
2021年 | 1月17日 | 3月28日 | 74% |
2022年 | 2月3日 | - | - |
流氷が来る時期に合わせて様々な野生の動物たちも顔を見せます。流氷とともにやってくる流氷の天使クリオネをはじめ、アザラシなどの海獣類や鳥類などが、流氷の上で佇む姿を見ることができます。ときおり、陸上の動物であるキタキツネやエゾシカが出没することがあります。
流氷船に乗る服装は、冷たい風を通さず、重ね着をしていく服装が便利です。船外は、風の影響で体感温度は気温より低く感じ、船内では、暖房が効いているので着込み過ぎると暑く感じます。途中立寄る観光施設内も暖房が効いているため、着込んだままでは暑い事もしばしば。耳・首元・手を冷気から防げる防寒具(※ニット帽・ネックウォーマー・手袋など)や、脱ぎ着しやすい防寒着(※ダウンジャケットなど)がおすすめです。足元は、ハイヒールなどの踏ん張りがきかない靴は転倒の恐れがあるので避けてください。船は波で揺れたり雪で濡れていたりするので、靴底が平らで滑りにくく防水性が高い靴を履いていると安心です。