『佐原（さわら）』は千葉県香取市にあります。「北総の小江戸」と呼ばれる水郷の町で、かつては、川越市、栃木市と並んで関東三大小江戸に数えられました。小野川を中心に土蔵造りの商家や町屋が軒を連ねています。 ここでは『佐原』の見どころや、おススメグルメを一挙にご紹介します！

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佐原は千葉北東部の香取市にある町です。かつて利根川水運の中継基地として栄えた町で、「江戸優り（まさり）」といわれるほど栄えていました。
江戸時代に日本地図を作った伊能忠敬が住んでいた町としても知られ、現在でも川沿いを中心に江戸情緒があふれる町並みが残っています。

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小江戸さわら舟めぐり

小野川沿いを船頭さんの説明を聞きながらゆっくりめぐります。ハイシーズンには混みあうので、早めの時間に行くのをおススメします。

樋橋（ジャージャー橋）　写真/PIXTA

開運橋

欄干にある鯉の像をなでると幸運になると言い伝えられている事から、「開運橋」と呼ばれています。

樋橋（ジャージャー橋）

伊能忠敬旧宅前にある橋。もともとは佐原村の用水を小野川の東岸から対岸の水田に送るための大樋でした。300年近く使われ、コンクリートの橋になってからも橋の下側の大樋を流れる水が川にあふれ落ちてジャージャー音をたてるので「ジャージャー橋」と呼ばれています。
現在の橋は観光用に作られたもので、30分毎に落水させています。「残したい日本の音風景100選」にも選ばれています。

伊能忠敬旧宅

伊能忠敬が17歳から50歳まで30年あまりを過ごした家で、国の史跡に指定されています。醸造業を営んでいた伊能家の土蔵造りの店舗のほか、炊事場、書院、土蔵が残っています。

伊能忠敬記念館

伊能忠敬旧宅の川向かいに平成10年に開館。日本ではじめて十足による全国地図を作った伊能忠敬が使用した測量器具、測量図、日記などの関係資料が展示されています。

佐原町並み交流館　三菱館

旧川崎銀行佐原支店の建物として、大正3年に建てられた明治洋風レンガ建築。
1991年に千葉県の有形文化財に指定されています。現在は館内で企画展を開催するなど、観光施設としても利用されています。

水郷佐原あやめパーク

約8ヘクタールの園内にあやめや藤、ハスが植えられています。
6月「あやめ祭り」の時期には江戸・肥後・伊勢系など400品種150万本のハナショウブが咲き誇り、7月から8月の「はす祭り」の時期には300品種以上のハスが咲き誇ります。
あやめ祭り期間中には嫁入り舟やデモンストレーションなども行われます。
ここでは、「園内舟めぐり」がおススメ。1周約15分、さっぱ舟と言われる小舟で園内をまわります。

食事イメージ　写真/PIXTA

佐原は「黒切りそば」やうなぎなど名物グルメがたくさん。ここではその一部をご紹介します！

■小堀屋本店

200年以上の歴史あるお店。佐原名物「黒切りそば」が食べられます。そばの黒い色は昆布で加工しているそう。

■うなぎ割烹山田

創業300年のうなぎ割烹店。たれは甘じょっぱく、香ばしい絶品うなぎを楽しめます。

■ぶれきめら　お休み処

地元佐原の極上しょうゆを使ったオリジナルジェラートが味わえます。ジェラートは約7～10種類。いろいろな味が楽しめます。

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〇公共交通機関
・JR成田線「佐原駅」下車（東京駅より総武線経由・成田乗り換えで110分、千葉駅より70分）

〇マイカー・レンタカー
・東関東自動車道「佐原香取IC」より約10分。
（首都高速7号小松川線「箱崎JCT」より京葉道路経由で約70分、東関東自動車道「湾岸千葉IC」より約45分）

〇日帰りバスツアー
「自分で行くのは大変」という方には日帰りバスツアーもオススメです。バスツアーなら一日で効率よく観光地をめぐる事ができます！