両国国技館で日本の国技・相撲を観戦しよう!チケットの取り方からおススメグルメまで一挙にご紹介!

2021年2月2日 両国・深川 見る

両国国技館での相撲観戦

『両国国技館』は東京都墨田区にある大相撲興行の為の施設です。大相撲の興行は大きく分けて本場所と地方巡業があり、本場所は力士の番付を左右する大相撲の公式戦。1年に6回開催されます。『両国国技館』では、1月の初場所、5月の夏場所、9月の秋場所と本場所の半分が開催される場所です。
大相撲の他にもプロレス、ボクシング、ライブ会場など幅広く利用をされています。2021年に開かれる東京オリンピックでは、ボクシングの競技会場として使われる予定となっています。
ここでは両国国技館での相撲観戦やチケットの取り方から席の種類、おススメグルメまで一挙にご紹介!

1.両国国技館について

両国国技館について

写真/PIXTA

『両国国技館』は相撲興行を安定して開催できる常設館として1909年に建設されました。
日本を代表する建築家・辰野金吾とその弟子の葛西萬司によって設計されました。当時は日本初のドーム型鉄骨張り洋風建築として大きな話題になりましたが、1917年に全焼、1920年に再建されます。しかし、3年後に起こった関東大震災により再度焼失、再建されますが、今度は1945年の東京大空襲で焼失します。戦後は「両国メモリアルホール」と名前を変えて、連合国軍最高司令官総司令部に接収されたため、相撲で使用する事ができなくなりました。その頃は蔵前仮設国技館で30年以上も相撲の興行が行われていたそう。
現在見る事ができる『両国国技館』は1984年に総工費150億円をかけて作られた物です。 大相撲の本場所は1月、3月、5月、7月、9月、11月の年6回開催されますが、このうち1月の初場所、5月の夏場所、9月の秋場所が両国国技館で行われています。

2.両国国技館で相撲を見るには?チケットの入手方法を伝授します

両国国技館で相撲を見るには?チケットの入手方法

写真/PIXTA

2017年よりチケットの窓口での販売が終了し、インターネットと電話のみでの販売になりました。
チケット大相撲のHPもしくは専用ダイヤル、チケットプレイガイド(チケットぴあ、ローソンチケット、イープラスなど)で購入が可能です。
購入するプレイガイドによって販売開始の時期が変わりますし、席の種類や特定の曜日、人気のある日などはチケットの競争率も高くなります。
一番最初に抽選販売を開始する「チケット大相撲」で先行抽選販売を申込、外れてしまったら一般先着販売に申込、それでも買えなかったら当日券の椅子席(自由席)で早朝から(場合によっては前日から)並ぶというのが一番確実に見る事ができる方法でしょうか。

■販売方法

先行抽選販売 本場所の2か月前から。申込期間は約3週間。溜席は電話申込のみ。一般販売はありません。
一般先着販売 本場所の1か月前から。

■大相撲の席を扱うプレイガイド

チケット大相撲 先行抽選、一般先着 日本相撲協会のチケット公式販売サイト。取り扱い席種が一番多いです。お土産などつかないチケット単体での購入が可能。
チケットぴあ 先行抽選、一般先着 マス席の取り扱いあり。

■席の種類

土俵を中央に、囲む様に席が配置されています。座席の方向は正面・向正面・東・西の4方面。

溜席(タマリ席) 土俵に最も近い席。「砂かぶり」とも呼ばれるくらい、迫力の取り組みを楽しめる席です。座席での飲食、写真撮影、携帯電話の使用ができないのがネック。
マス席 溜席の後ろの場所。決められた区画(マス)を利用できる席です。マス内には、靴を脱いであがり、飲食や写真撮影も可能です。マス席にはA、B、Cがあり、Aが一番土俵に近く値段も高い。Aが一番人気です。
椅子席 国技館の2階席はすべてイス席となります。
当日自由席 前売り券が完売していても、必ず当日券は販売されます。販売開始は朝7時45分から。当日券は2,200円。
列が長くなると整理券が配られ、初日、千秋楽、土日など人気の日は徹夜で並ぶ人も出るほどで、発売開始前に当日券が完売する事も多々あります。

■観戦する日にち

初日、千秋楽、土日が人気。平日の方が競争率がぐっと下がります。

3.ここでしか食べられない!おススメ両国国技館グルメ

ちゃんこ鍋(イメージ)

食事イメージ 写真/PIXTA

両国国技館にはここでしか食べられない国技館グルメがたくさん。

■力士弁当

両国国技館内の弁当売店で購入する事ができるのが「力士弁当」。各力士の好物や、力士の出身地にちなんだ食材が入っています。

■国技館焼き鳥

「国技館焼き鳥」も外せません。この焼き鳥は国技館地下の日本最大級の焼き鳥工場で焼かれています。2本足の鶏は地面に手をつかないので、相撲にとって縁起が良い、という事から土俵の下に工場が作られたと言われています。秘伝のたれを使った濃いめの味はビールにもよくあいます。相撲観戦のお供にぴったり。

■ちゃんこ鍋

地下の大広間では相撲部屋特製の「ちゃんこ鍋」を食べる事ができます。ちゃんこの種類は期間によって変わります。お値段なんと300円。12時から16時に食べる事ができます。

4.両国国技館へのアクセス

JR総武線「両国駅」

写真/PIXTA

〇公共交通機関
・JR総武線「両国駅」西口より徒歩2分。
・都営地下鉄大江戸線「両国駅」A3出口より徒歩5分。

〇駐車場
両国国技館や近隣に大きな駐車スペースはないため、公共機関でのご来場をお勧めします。

施設名 両国国技館
住所 〒130-0015 東京都墨田区横網1丁目3-28
TEL 03-3623-5111
公式HP http://www.sumo.or.jp/kokugikan

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