レトロでおしゃれなストリート・小樽堺町通りに行こう♪

2021年2月5日 小樽・積丹 遊ぶ

写真/ピクスタ

ノスタルジックな町にタイムスリップしたかのような石造りの建物が立ち並び、 お買い物や一休みできるカフェなど、盛りだくさんな小樽堺町通り。 小樽運河を観光したら、続いて訪れたい観光ストリートに足を踏み入れてみよう。

1.小樽堺町通りとは

メルヘン交差点 写真/ピクスタ

小樽の街歩きといえば、堺町通り商店街。小樽運河がある大通りから1本内側へ入り、 堺町交差点:通称メルヘン交差点から北のウォール街へ向かって約900メートルに伸びる堺町通りは小樽の魅力がたくさん詰まった通りです。 明治から昭和初期にかけて栄えた小樽の歴史を感じさせるレトロな石造りの建物や洋館も残されており、 どこか異国を思わせるような雰囲気の堺町通りにはたくさんのお店やカフェが立ち並び、 商店街として賑わいを見せています。
また国内外からたくさんの観光客が足を運び思い思いにお買い物やスイーツを楽しんでいる人気のスポットになっています。
この商店街は夕方になるとお店が閉まり始めます。 お出かけするときは午前中から午後早めに訪れることをお勧めします。

2.小樽・堺町にきたならココ!ショッピング編

2-1. 北一硝子 三号館

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北一硝子 三号館

1901年に北一硝子の前身の浅原硝子が石油ランプの製造を開始、 その後、漁業用の浮き玉の製造をして北海道の産業に貢献しました。 そして、1971年に現在の北一硝子に社名を変更。
堺町通りにある北一硝子の中でもお勧めは3号館。和のフロア・洋のフロア・カジュアルなグラス並ぶカントリーフロアと分かれており、 テーマごとにガラス製品を販売しています。 美しいガラス製品をゆっくりとみてまわり、お気に入りがあれば、忘れずに購入しましょう。 ガラスのほかお酒やワインの販売も行っており、ここでしか買えない商品もあります。

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3号館は小樽市歴史的建造物にも指定されており、 167個のランプがともるレトロでおしゃれなカフェを併設しています。 営業開始の8:45にはひとつひとつランプを点灯する光景を見る事ができ、とても幻想的であたたかな空間が広がっています。

施設名 北一硝子 三号館
住所 〒047-0027 北海道小樽市堺町7−26
TEL 0134-33-1993(代表番号)
営業時間 8:45~18:00
※新型コロナウイルスの影響により当面の間、10:00~17:00の短縮営業。
駐車場 北一硝子特約駐車場あり (2,000円以上のお買い物で2時間無料)
HP https://kitaichiglass.co.jp/

2-2. 小樽オルゴール堂 本館と蒸気時計

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小樽オルゴール堂 本館

1989年にオープンした小樽オルゴール堂は25,000点以上のオルゴールを扱う日本最大級の専門店です。 1912年に建てられた石造りの建物を使っているオルゴール堂本館は1989年に小樽市歴史的建造物に登録されており、 ノスタルジックで重厚なたたずまいのお店です。

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オルゴール堂の入り口には大きな時計があります。 カナダの時計職人によりバンクーバーの「ガストタウン」に作られたものと同型の蒸気時計は、 高さ5.5m、幅1m、重さ1.5トンのブロンズ製です。 時計はコンピュータ制御によりボイラーの蒸気を発生させ1時間毎に時刻を知らせるほか、 15分毎に蒸気で5音階のメロディーを奏でます。 レトロな雰囲気にぴったりと合った時計は地元民から観光客へ、毎日、時間を知らせています。

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続いて店内に入ってみましょう。一歩足を踏み入れると、 さまざまな形やデザインのオルゴールが置かれており、おとぎの国に来たような、 特別な空間が広がっています。 奥に進むと、吹き抜けのホールになっており、大小さまざまなオルゴールが売られています。 陶器やぬいぐるみ、ガラスなどので作られたオルゴールはそれぞれ、奏でる曲が異なります。 ぜひ、お気に入りを探してみましょう。 堺町エリアには本店のほかにも2号店、堺町店、手作り体験遊工房もあります。

施設名 小樽オルゴール堂 本館
住所 〒047-0015 北海道小樽市住吉町4−1
TEL 0134-22-1108
営業時間 平日 9:00~18:00
祝前日・金・土 9:00~19:00(7月~9月)
当面の間、10:00~16:45の短縮営業
駐車場 なし 近隣の有料駐車場をご利用ください
HP https://www.otaru-orgel.co.jp/index.html

2-3. SNOOPY茶屋

SNOOPY茶屋

全国に4店舗を展開するスヌーピーファンでなくとも人気の高い、 SNOOPY茶屋が小樽堺町通に2018年4月にオープンしました。 小樽の歴史ある大正ロマンをモチーフにした建物にスヌーピーの洋風の香りが融合した和テイストのお店はスヌーピーや「Peanuts」に出てくるキャラクターであふれています。 一歩足を踏み入れると「Peanuts」の世界が広がり、大人も子供も心がひきつけられることでしょう。
カフェでは北海道の野菜を使った料理や和テイストにアレンジしたスイーツなど、 目でも楽しめる可愛いらしいメニューが味わえます。 また、併設されているショップでは小樽限定グッズやお土産におすすめのお菓子などここでしか買えない商品を多数取り揃えており、 どれにしようか迷ってしまうかもしれません。気になる商品は忘れずに購入しましょう。

施設名 SNOOPY茶屋 小樽店
住所 〒047-0027 北海道小樽市堺町6−4
TEL 茶屋: 0134-64-7048
グッズショップ:0134-64-7047
営業時間 10:30~17:00(ランチ16:00 LO カフェ16:30 LO)
テイクアウト9:30~17:00
ショップ9:30~17:30
※コロナ禍の影響により、2021年2月1日(月)~2月28日(日)まで臨時休業
駐車場 なし 近隣の有料駐車場をご利用ください
HP http://www.snoopychaya.jp/

3.小樽にきたならココ!お土産編

3-1. ルタオ 本店

ルタオ 本店 写真/ピクスタ

ルタオ 本店

今やだれもが知る人気スイーツ店ルタオ本店が堺町通にあります。 お店の外観にちなみ「親愛なる小樽の塔」という意味のフランス語「Le Tour Amitié Otaru」の頭文字から愛着を込めてルタオ(LeTAO)と名づけられました。 北海道の食材にこだわったこのお店ではドゥーブルフロマージュが大人気となり、 全国でも有名な、そして今や海外からも多くのお客様が訪れるほどの人気スイーツショップです。 ルタオの特徴は冷凍されたケーキ。遠くにいる方へのお土産や贈り物にもできると人気のスイーツですが、 やはり、小樽に来たら、その出来たてを味わってみたいものです。 こだわりの紅茶と一緒に工房作り立てのケーキを楽しんでみてはいかがでしょうか。 本店以外にもチーズケーキやチョコレートメインに扱うお店など4店が堺町通にあります。 限定品の取り扱いもあるので、ぜひ、お店を覗いてみましょう

施設名 小樽洋菓子舗ルタオ 本店
住所 〒047-0027 北海道小樽市堺町7−16
TEL 0120-31-4521 ※店舗直通ではありません
営業時間 9:00~18:00(定休日 12/31~1/3)
駐車場 特約駐車場あり(2,000円のお買い物で1時間無料)
HP https://shop.letao.jp/

3-2. かま栄 工場直売店

かま栄 工場直売店

小樽のかまぼこといえば、「かま栄」。 地元でも愛され、北海道でも人気の高いいかまぼこの工場直営店があります。 堺町通りから一本大通りへとそれますが、アクセスは簡単、そしてすぐ目の前です。 工場直営店では予約不要、10分ほどで見て回れる工場見学やお土産、 かまぼこの販売を行っています。

店内には「かま栄カフェ」があり、イートインスペースを併設しています。 簡単なカフェメニューをいただくこともできますし、工場直売店で売っているかまぼこを買って食べることもできます。 一番人気はパンロール。すり身を薄い食パンに巻いて油であげたかまぼこです。 これ一つでお腹も心も大満足です。 かまぼこの販売を行っています。 無料のお茶も用意していますので、お買い物につかれたときの休憩として、小腹がすいたときに、 店内には「かま栄カフェ」があり、イートインスペースを併設しています。 ぜひ、立ち寄って見てはいかがでしょうか。

施設名 かま栄 工場直売店
住所 〒047-0027 北海道小樽市堺町3−7
TEL 0134-25-5802
営業時間 営業時間:9:00~18:00(土曜日は19:00閉店)
駐車場 あり (お買い物をすると1時間無料)
HP https://www.kamaei.co.jp/

おまけ. レインボータワーソフト

レインボータワーソフト

食べ歩きにもってこいの北海道のソフトクリーム、 そしてなによりインスタ映えするレインボーソフトと聞いたら、わくわくがとまりません。
北一硝子の「ヴェネチアカフェテリア」で販売されている7段のソフトクリームは巨峰、 抹茶、厳選イチゴ、夕張メロン、牛乳、ラベンダー、チョコレートと7つの味を味わえる欲張りソフトクリームです。
酪農が盛んな北海道、雪印パーラー、石屋製菓、ルタオ、六花亭、北菓楼、花畑牧場など、 たくさんのお店がソフトクリームを販売しています。 おいしくて、ついつい全部食べたくなってしまいますが、くれぐれも食べすぎには注意です。

施設名 ヴェネチアカフェテリア
住所 〒047-0027 北海道小樽市堺町5−27
営業時間 8:45~18:00
※新型コロナ感染症の感染拡大に伴い、一時閉店しています。

4.小樽・堺町にきたならココ!体験編

4-1. 吹きガラス&トンボづくり

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吹きガラス&トンボづくり

小樽にきたら、オリジナルのグラスを作ってみよう。 職人さんが丁寧に教えてくれるので、誰でも参加することができます。 熱々に熱したガラスに息を吹き、空気を入れます。 その後、グラスの形に整え、再度熱してグラスの形成をしていけば完成です。 出来上がったグラスで何を飲もうかわくわくしてきますね。 吹きガラス体験は20分程度でできますが、出来上がったグラスは翌日以降のお渡しとなります。 翌日以降の受け取りが難しい方は郵送もしてもらえます。

※写真はイメージです 写真/ピクスタ

せっかく作ったのだから、その場で持ち帰りたいという方はトンボ玉づくりはいかがでしょうか。 好きな色のガラス棒を選び、ガスバーナーで溶かして鉄芯という棒に巻き付けまるい形に整えます。 熱々に熱したガラスに息を吹き、空気を入れます。 その後、模様を付けてかわいらしいトンボ玉にしていき、冷ましたら出来上がりです。 冷ますのに約60分程度かかりますので、観光して戻ってくるとちょうどよいかもしれません。 できたトンボ玉を使って、ストラップやヘアゴム、ネックレスなどのアクセサリーにアレンジをすることもできますので、 オリジナルのアイテムを常に身に着けることができます。

施設名 小樽 硝子の灯・彩や
住所 〒047-0027 北海道小樽市堺町7−16
TEL 0134-61-1100
営業時間 9:30-18:00 / (冬季)10:00-17:00
HP https://www.advance-otaruglass.com/

4-2. オルゴールづくり

写真/ピクスタ

オルゴールづくり

オルゴールは買うだけではありません。世界に1つだけ、オリジナルのオルゴールを作ってみませんか。 手作りオルゴールのステップは3つ
1.オルゴールを選ぶ
お好きな曲を選びましょう。曲だけでなく、オルゴールの種類は、ぜんまい式、手回し式、回転式がありますので、 お好みにあわせて選びましょう。
2.デコレーションのパーツを選ぶ
曲が決まったところで、オルゴールのボックスに飾り付けするパーツを選びましょう。 切文字やビーズ、ガラスの人形や、草・木・ドライフラワーなども選べます。 どんなイメージのオルゴールを作りたいか事前に考えておくと良いでしょう。
3.世界に一つだけのオルゴールを作る
選び終わったら、イメージ通りに作るだけ。接着剤や絵具などの工具は用意してあるので、ご準備いただくものはありません。 選んだパーツを飾りつければ、出来上がりです。

出来上がったオルゴールはその場でお持ち帰りできるので、プレゼントや自分へのお土産にできます。

施設名 オルゴール堂®海鳴楼 本店
住所 〒047-0027 小樽市堺町1-20
TEL 0134-23-6505
営業時間 9:00~21:00(季節により~19:00)
HP http://www.kaimeiro.com

5.「お父さん預かります」って何?

堺町通りを歩いていると気になる「お父さん預かります」という看板。 お買い物が大好きな方にとってはあっという間に過ぎていく時間も、 お買い物に興味のない多くのお父さんにとっては・・・。 時には「まだ買い物するのか?」「歩き疲れたぞ!」とせかされた経験がある方も多いのではないでしょうか。 そんなお父さんを預かってくれるという心優しいお店が堺町通にあります。

昆布専門店の「利尻屋みのや」は、 買い物好きのお母さんと買い物に興味がなく歩き疲れたお父さんの会話からヒントを得て、 このような看板を立てたそうです。 お買い物をしている間のお父さんはというと、昆布茶を飲みながら、 冬には温かいストーブを囲みながら店内の休憩スペースでゆっくりと一息つくことができます。
最近では、「お母さんも預かってくれよ」との声を受けて「お母さんも預かります」という看板もできいるそうです。 また、お父さんやお母さんと一緒じゃなくてもおいしい昆布茶を振舞ってくれます。
「利尻屋みのや」は北海道でも珍しい昆布専門店で、昆布を使った様々な商品を扱っており、 堺町通りに複数の店舗があるのでお土産のお買い物にもおすすめです。 ちなみに、どの「利尻屋みのや」の店舗でもお父さんを預かってくれます。

施設名 利尻屋みのや 本店
住所 〒047-0027 小樽市堺町4-6
営業時間 (5月~9月) 9:00~19:00
(10月~4月) 9:00~18:00
駐車場 なし 近隣の有料駐車場をご利用ください

6.小樽堺町通りへのアクセスと基本情報

写真提供/一般社団法人小樽観光協会

■車で
札幌から約45分
新千歳空港から約1時間30分

■鉄道で
JR札幌駅から最短32分
JR新千歳空港から最短75分

■バスで
札幌から約1時間
新千歳空港から約2時間20分(札幌で乗り換えが必要です)

■フェリー
新潟~小樽 約18時間
舞鶴~小樽 約20時間

堺町通りは歩きながら街並みやお店を楽しめる通りです。
ぜひ、車で来た方も車を置いて街歩きを楽しんでみてはいかがでしょうか。

施設名 小樽堺町通り商店街
住所 〒047-0027 小樽市堺町
営業時間 9:00~18:00頃まで(お店により異なります)
HP http://otaru-sakaimachi.com/
施設名 小樽堺町通り商店街振興組合 観光案内所
住所 〒047-0027 小樽堺町6-11 大正硝子堺街店前
営業時間 4~10月  10:00~19:00
11月~3月 9:00~18:00

タビメグ[TABIMEGU]

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