写真/ピクスタ
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ひがし北海道・オホーツク海沿岸に広がる流氷。寒さ厳しい冬の期間だけの特別な楽しみ。 これを見ずして北海道の冬は終われない。壮大なスケール、オホーツクの海に現れる流氷を「おーろら」に乗って見に行こう。
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北緯44度に位置する網走の海、中国とロシアの国境を流れる極東最大のアムール川から、 オホーツク海に流れ込む淡水が凍結し流氷となって網走までやってきます。 広大な海を真っ白な流氷で埋め尽くし、神秘的な風景を見せてくれる魅力が冬の網走にはあります。 そして流氷がくる時期に合わせてアザラシなどの海獣類やオオワシなどの鳥類なども遊びにやってきます。 皆が流氷を楽しみにしているのです。
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流氷が訪れる時期は、例年1月下旬頃流氷初日(沿岸部から肉眼で見えた最初に日)を迎え、 海明け宣言される3月中旬までとなります。 ただし過去には4月でも見られたという記録もありますので、なんとも言えません。 流氷が見られるのは地形、海流、風向、風の深さ等で決まります。 朝に見ることができても昼までに移動して見えなくなってしまう事もあり、その逆もあり得ます。 気象状況で簡単に見られなくなる可能性があり、2~3時間であっという間に移動してしまいます。 流氷を見ることは「運試し」みたいなものなのです。
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2016年・流氷初日1月28日・流氷終日3月18日・体験率31%
2017年・流氷初日1月31日・流氷終日4月24日・体験率73%
2018年・流氷初日1月28日・流氷終日3月31日・体験率80%
2019年・流氷初日1月13日・流氷終日4月14日・体験率69%
2020年・流氷初日2月7日・流氷終日4月3日・体験率76%
※出典:網走流氷観光砕氷船おーろら公式ホームページより
※流氷初日: 流氷が視界内の海面に初めて現れた日
※流氷終日:視界内に海面で最後に流氷が見られた日
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流氷観光砕氷船おーろらは「おーろら」「おーろら2」の2隻で運航されています。 夏は世界遺産の知床を満喫する知床観光船として、そして冬はダイナミックな迫力を体感できる流氷観光船として活躍しているんです。 大型船なので揺れが少なく安心なのがポイント。 広々とした暖房完備された客室で寛ぎながら鑑賞するもよし、サイドデッキで間近で迫力満点の流氷するのもよし。 おすすめは最上階の展望デッキでオホーツクの風を感じながら大きな海と流氷全体を見渡すことができ圧巻です。 天気の良い日は知床半島を望むこともできます。それぞれの場所で見え方が異なる流氷を存分に楽しみましょう。
写真提供/道東観光開発㈱
1階・2階の客室と3階展望デッキを完備する大型船のおーろら。 1階客室は自由席となっており、サイドデッキにも繋がっておりますので低い位置からの流氷を間近で感じる事が出来ます。
写真提供/道東観光開発㈱
2階には、当日先着の有料席である特別室を完備。流氷の砕氷を眼前で見られます。 また売店もあり、飲み物やお菓子の他、船内限定のグッズも販売もあり、旅の思い出にいかがでしょうか。 また、1・2階には男女別々のトイレも完備しています。
写真提供/道東観光開発㈱
3階は砕氷の音と衝撃を感じることが出来る展望デッキとなっています。 デッキで楽しむなら防寒対策を完璧に!
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北海道の冬は本当に寒い! さらに風が冷たい海上をクルージングするので、 とにかく暖かい格好で楽しみましょう。流氷は外のデッキから見るのが迫力も伝わりオススメ。 寒さに弱い方は船内でも暖房が効いている客席もあり、ゆっくりと流氷観賞を楽しめます。 室内と室外での温度差が大きいので冷たい風を通さず、かつ、調整しやすい重ね着をしていく服装が便利です。 耳・首元・手を冷気から防げる防寒具(※ニット帽・ネックウォーマー・手袋など)や、 脱ぎ着しやすい防寒着(※ダウンジャケットなど)があれば、さらに良いでしょう。 そして、滑りやすくなる北海道の雪道、揺れる事もある船、濡れた床に備えて、 靴底が平らで滑りにくく防水性が高い靴を履いていると安心です。
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網走から続くオホーツクの海、寒い北海道の冬にだけ訪れる流氷の世界。
流氷が押し寄せてくると辺り一面、流氷で真っ白になることもあります。
車や公共交通機関を利用し網走までお越しいただき、流氷ツアーを楽しむの良いですし、
最近ではお一人様から参加できる日帰りバスツアーも各社で出しています。
北の大地での冬の醍醐味、ぜひ冬の北海道に来たなら流氷の世界を堪能してみてはいかがでしょうか。
札幌発でガリンコ号乗船流氷体験の日帰りバスツアーが運行されております。
ご利用の際は事前予約が必要です。運行会社ホームページで詳細をご確認下さい。
【クラブゲッツ おーろら乗船流氷体験バスツアー】 https://www.clubgets.com/hokkaido_bus/orora/
網走流氷観光砕氷船おーろら | |
乗船場所 | 道の駅 流氷街道網走 |
住所 | 〒093-0003 北海道網走市南3条東4丁目5-1 |
駐車場 | 有り |
冬季運行期間 | 2021年1月9日~4月3日 |
所要時間 | 約1時間 |
料金 | 大人(中学生以上)3,500円/小学生 1,750円/幼児 無料 ※出航定員に満たない場合は欠航になります。 |
公式HP | https://www.ms-aurora.com/abashiri/ |
旅を楽しくするための情報サイト・たびめぐ︕
おすすめの旅行情報や旬のイベントなど、今までの経験をいかし情報提供。旅を少しでも楽しくお過ごしいただくための
情報サイトを目指します。是非旅に出かける前に参考にして下さい。
目次
1. 北海道に流れ着く流氷とは
1-1. 流氷はいつから?
1-2. 過去の流氷状況
2. 砕氷船「おーろら」の楽しみ方
2-1. 流氷はいつから?
3. 流氷クルーズを楽しむための準備(服装)
5. アクセスと基本情報