迫力を体感!冬だけの楽しみ・紋別流氷砕氷船ガリンコ号クルーズ

写真/ピクスタ

北海道の冬、オホーツクの海に流れ込む流氷を楽しむ流氷砕氷船ガリンコ号クルーズ。 その迫力を体感せよ!冬だけの楽しみがここ紋別にある!
北海道、冬の風物詩!厳しい寒さの訪れと共に、流れ着く流氷は、自然が織りなす贈り物。 絶対に見ておきたい流氷はいったいどこからきているのだろうか。 雄大なオホーツクの海に広がる流氷を2本のスクリューで砕いて進む流氷砕氷船ガリンコ号、 冬しか体験できない北海道の大自然を味わおう。

1.流氷って何?どこからやってくるの?

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流氷とは海に浮かんでいる氷のこと。流氷は海水や川の水が凍り氷となり海面を漂流しているのです。 北極に通じるオホーツク海、そのはるか北、サハリン北東部の海で生まれた流氷はゆっくりと波に乗ってオホーツク海までやってきます。 我々はこの流氷を船の上から見ているのです。

2.いつ流氷はやってくる?見られる、見られない、流氷との追いかけっこ。

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流氷は1月終わりごろにオホーツクの海にやってきて、3月下旬にはいつしか消えてしまいます。 地球温暖化の影響やシーズンにより異なることもありますが、北海道の寒さがピークになる、 2月頃がお勧めの季節です。(自然相手ですので、見られない場合もあります) 一度は見たいと期待に胸弾ませていることでしょう。流氷が接岸したら毎日見れるのかとというとそう簡単にはいかないのが流氷です。 自然相手の流氷はなかなか手強い相手なのです。流氷はぷかぷかと海に浮かんで漂っています。 風向きによりあちこち気ままに流れていってしまいます。 朝には見られていたのに午後には遠くに移動してしまってる、なんてことも良くあるのです。 だからこそ期待が膨らむのではないでしょうか。見れた時の感動は思い描いていた何十倍、いや何百倍にもなるのです。

3.紋別で流氷を体験できる流氷砕氷船「ガリンコ号」のご紹介

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冬の風物詩流氷を体験できる砕氷流氷船「ガリンコ号」オホーツクに浮かぶ流氷を船首についている大型のスクリューで、 流氷をガリガリ砕き進む朱色がトレードマークの砕氷船。 流氷をかき分けてオホーツク海を縦横無尽に突き進む迫力を間近で体感。 北海道の冬しか体験できない流氷体験をするなら砕氷船に乗るのがオススメです。

3-1 新造船ガリンコ号ⅢIMERUが令和2年1月9日デビュー

写真提供/オホーツク・ガリンコタワー株式会社

ガリンコ号ⅢIMERU

朱色が印象の流氷砕氷船ガリンコ号はなんと3代目へ。2021年1月に新造船ガリンコ号Ⅲ・IMERUがデビューしました。 ガリンコ号Ⅱが就航して以来およそ25年ぶりの新造船。 IMERU(イメル)の名前の由来はアイヌ語で光・稲妻という意味があり、昨今の暗い世の中を明るい光で照らしてくれるでしょう。 船の速度が今までより格段に上がっておりより遠くへの運行が可能。流氷帯に近づける可能性が少し広がりました。 また、大きさが3階まである船となり、収容人数が増えたため、より多くの人が流氷体験を楽しめるようになりました。 一回り大きく、新しくなって運航!期待が膨らみます。

3-2. 歴代のガリンコ号は?

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初代ガリンコ号

初代ガリンコ号は役目を終え、乗船場所周辺に展示されています。 間近で大きな船を見る事ができ歴史を感じる事が出来ます。

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ガリンコ号Ⅱ

二代目のガリンコ号Ⅱは2021年もまだまだ現役で頑張ります。 ガリンコ号Ⅱの運行本数は前年よりは減りますが、三代目のIMERUと共に2021年も皆様を楽しませてくれます。

4.流氷砕氷船ガリンコ号クルーズで一緒に楽しみたい3つのこと

せっかく紋別まで来たのならば、流氷クルーズだけでは勿体無い。 ここまで来たなら、3つの事を楽しむべし!

写真提供/マルカイチ水産株式会社 http://www.marukaichi.co.jp/

新鮮な海の幸

1つは食! 海が近い紋別、流氷船で楽しんだ後は、オホーツクの新鮮な海の幸が詰まった海鮮丼がおすすめ。 北海道と言えば食材の宝庫、せっかく道東まで足を延ばしたなら海鮮。 そしてなんと言ってもカニ。ぜひ北海道の海産物を味わおう。

オホーツクタワー  写真/ピクスタ

遊べる施設

2つ目はオホーツクの満喫できる施設に入場しよう。 オホーツクタワー、とっかりセンター(アザラシランド、アザラシシーパラダイス)、流氷科学センター、 スカイタワーなど、大人から子供まで楽しめる施設がたくさん。 時間を有効につかい、しっかり遊びましょう。

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巨大カニ爪

3つ目は紋別名物「巨大カニ爪オブジェ」。映える写真を撮ろう。 高さが12mで幅が6m、重さが7トンもある迫力満点のオブジェは、見れば誰もが心惹かれます。

5.流氷を見るための服装。

写真/ピクスタ

北海道の冬は本当に寒い! さらに風が冷たい海上をクルージングするので、 とにかく暖かい格好で楽しみましょう。流氷は外のデッキから見るのが迫力も伝わりオススメ。 寒さに弱い方は船内でも暖房が聞いている客席もあり、ゆっくりと流氷観賞を楽しめます。 室内と室外での温度差が大きいので冷たい風を通さず、かつ、調整しやすい重ね着をしていく服装が便利です。 耳・首元・手を冷気から防げる防寒具(※ニット帽・ネックウォーマー・手袋など)や、 脱ぎ着しやすい防寒着(※ダウンジャケットなど)があれば、さらに良いっでしょう。 そして、滑りやすくなる北海道の雪道、揺れる事もある船、濡れた床に備えて、 靴底が平らで滑りにくく防水性が高い靴を履いていると安心です。

6.アクセスと基本情報

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冬の北海道、大人気の流氷クルーズ船は、この時期だけしか体験できない大迫力のクルーズ船です。 札幌から遠く離れており、冬の雪道・長距離の移動。紋別には温泉付きのホテルもありますので、 ゆっくり泊まって楽しむの良いでしょうか。また、短い滞在期間中、 観光されたい方は1日で訪れる事ができる日帰りバスツアーが便利です。 予約が取りづらい流氷船のチケットもついて、気軽に楽しめちゃいます。 冬の北海道・紋別にもたくさん魅力があふれています。

日帰りバスツアー

札幌発でガリンコ号乗船流氷体験の日帰りバスツアーが運行されております。 ご利用の際は事前予約が必要です。運行会社ホームページで詳細をご確認下さい。
【クラブゲッツ ガリンコ号乗船流氷体験バスツアー】 https://www.clubgets.com/hokkaido_bus/garinko/

施設名 ガリンコステーション(オホーツクタワー)
住所 〒094-0031 北海道紋別市海洋公園1番地
電話 0158-24-8000
≪ガリンコ号Ⅲ・IMERU≫
冬季運行期間 2021年1月9日~3月31日
所要時間 約1時間
料金 流氷あり 大人(中学生以上)3,500円/小学生 1,750円/幼児 無料
流氷なし 大人(中学生以上)3,000円/小学生 1,500円/幼児 無料
※出航定員に満たない場合は欠航になります。
≪ガリンコ号Ⅱ≫
冬季運行期間 2021年1月21日~3月15日
※毎週水曜日は運休となります。(2月10日、2月17日を除く)
所要時間 約1時間(最大1時間30分まで延長)
料金 流氷あり 大人(中学生以上)3,000円/小学生 1,500円/幼児 無料
流氷なし 大人(中学生以上)2,500円/小学生 1,250円/幼児 無料
※出航定員に満たない場合は欠航になります。
公式HP https://o-tower.co.jp/

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