写真/ピクスタ

近年では外国人スキーヤーが多く、知名度も高くなってきた札幌市から約100キロメートル西にある「ニセコ地区」。 「ニセコユナイテッド」と呼ばれる巨大なスキーエリアを有する スキー場は同じ１つの山にありながら、 別々の顔を持つコースで楽しむことができます。

ニセコのスキー場といっても１つではなく、１つの山に４つのゲレンデがあり、 それぞれのスキー場の特徴があります。4つ全てのゲレンデをご紹介します。 ４つのスキー場は山の頂上部から全てのコースへ移動することができます。

写真/BATACHAN　ライセンス:CC BY-SA 4.0
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:花園第2クワッド（2019年3月撮影）.jpg

こちらのゲレンデは、北東向きのスキー場です。 そのため、ゲレンデのコンディションが悪くなりにくいという特徴があります。 ニセコユナイテッドの四つのスキー場は、どれを選んでも楽しむことができますが、 コンディションにこだわる方であればHANAZONOリゾートがおすすめです。 中級者をターゲットとしたスキー場です。

【公式HP】https://hanazononiseko.com/ja/winter/

写真/ピクスタ

ニセコマウンテンリゾート グラン・ヒラフ

東側からみて、2番目に位置するゲレンデで、ニセコユナイテッドで最も大きなスキー場です。 リフト券は隣接するニセコHANAZONOリゾートと共通のため、HANAZONOリゾートと一緒に楽しむことができます。 コースの本数が多いため、初心者から上級者まで幅広く対応できるゲレンデです。 但し、大きなゲレンデであるがゆえ、コースが複雑ですので、徐々に滑る範囲を広げていかれたほうがよいです。 また、グラン・ヒラフのエリアには宿泊施設や飲食店などが他の3つのゲレンデ周辺よりも 圧倒的に多いので、快適に滞在したい方には最適です。

【公式HP】https://www.grand-hirafu.jp/

写真提供/ニセコビレッジ

ニセコビレッジスキーリゾート

元々は「ニセコ東山スキー場」として営業されていたこちらのゲレンデは、 全体的に難コースが多く、以前から「上級者向け」として知られていたスキー場です。 起伏と変化に富む斜面こそがニセコビレッジの最大の魅力です。徹底した準備と、 安全確認ができる超上級者には、山頂から見て左手に広がる特別管理区域「水野の沢」も 魅力的なコースです。

【公式HP】https://niseko-village.com/ja/white/mountain.html

写真/ピクスタ

ニセコアンヌプリ国際スキー場

ニセコユナイテッドの一番西側にあるゲレンデで、緩やかな斜面と幅広のコースが いスキー場ですので初心者から中級者向けです。優しいコースが多いゆえ、海外の上級者からは避けられがちで、 他のスキー場よりも混雑しにくい面があります。また一番西側にあるゲレンデのため、 風の影響を受けやすく、強風によりリフトの運休が多いことが短所です。

【公式HP】https://www.annupuri.info/winter/

写真/ピクスタ

ニセコへは交通の要所である札幌や新千歳空港から100キロメートルほど離れており、 公共の交通機関を利用する場合は、一年を通じて札幌からは高速バスで約3時間、 JRを利用すると小樽で乗換て約2時間、冬季間は新千歳空港からニセコへの予約制直通バスが運行され 約3時間でニセコへ行くことができます。但し、いずれの交通機関にしましても便数が少ないため、 事前にスケジュールを確認した方がよいです。マイカーやレンタカーですと、 札幌や千歳からは約2時間で行くことができますが、スキーシーズンは吹雪や大雪に なることもありますので、時間に余裕をもって行動されることをお勧めします。
【問い合わせ（TEL）】0136-44-2468（ニセコリゾート観光協会）
【公式サイト】https://www.niseko-ta.jp/